5-デアザフラビン紹介書籍・記事
5-デアザフラビン(TND1128)は、国内の大学研究機関で研究開発が進めらている注目のエイジングケア成分です。
ハーバード大学 デビットA.シンクレア教授
ワシントン大学 今井 眞一郎教授
ハーバード大学やワシントン大学の今井慎一郎教授が、発見したNMNや長崎大学で研究開発された5ALAです。
NMNは、体内で、ビタミンに似た補酵素NADに変換合成されます。
5ALAは、天然のアミノ酸で、体内で、ヘム鉄となります。
NMNは、補酵素NADの中間代謝物で、ビタミンB3が、体内で2段階の酵素反応を経て、NMNから補酵素NADに変換・合成されます。また、5ALAは、ヘム鉄の中間代謝物で、いずれも、ミトコンドリアブースター(増幅器)と呼ばれる物質です。
現在、NMNや5ALAなど、国内外で、ミトコンドリアに着目したアンチエイジング研究が急成長しています。
そして、これらに続く、第三世代のミトコンドリアブースター、それが「5-デアザフラビン」となります。
5-デアザフラビン関連学術論文
この5-デアザフラビンの研究は、60年以上前から開始されており、京都大学、東京薬理大学、大阪市立大学など、多数の学術論文、研究実績があります。また、体内でNMNから変換・合成される補酵素NADに似た作用をターゲットに研究が始まったのが、2015年からとなり急速に市場の認知も高まりつつあります。
5-デアザフラビン関連学術論文 | 学術論文発表者 |
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「天然型5-デアザフラビン依存NADP+レダクターゼ」 | 京都薬大生化学 田中 英彦著 ビタミン55巻11号(1981/11月) |
「5-デアザフラビンに関する最近の知見」 | 応用生化学研究所 大石 誠子著 ビタミン59巻9号(1985/9月) |
「5-デアザフラビン」 | 大阪市立大学工 生物応用化学 笠井 佐夫著 ビタミン72巻7号(1998/7月) |
「5-デアザフラビン類を用いる自動循環還元反応に関する研究」 | 京都大学 黒田 和則著博士論文 |
「5-デアザフラビン系複素芳香多環化合物の合成化学的研究」 | 京都大学 古賀 理和著博士論文 |
「補酵素F420および類縁体合成と反応に関する研究」 | 京都大学 來海 徹太郎著 博士論文 |
「新規なBiroreductive drugとしてのニトロ5デアザフラビン誘導体の合成、抗腫瘍活性並びにDNAとしての相互作用に関する研究」 | 京都大学 池内 義弘著 博士論文 |
「ミトコンドリア活性化因子β-NMNと新規化合物(5-デアザフラビン)のマウス脳スライス標本における高濃度KCl刺激によるCa²⁺オーバーロードに対する作用の比較 」 | 工藤 佳久(東京薬科大学) 高橋 奈々恵(医学博士) |
国内の大学研究機関が研究開発
5-デアザフラビンは、国内では、崇城大学の永松 朝文特任教授、東京薬科大学の工藤 佳久名誉教授らにより、研究開発が進められているエイジングケア成分です。
東京薬科大学 工藤 佳久名誉教授による学術発表
2023薬理学ジャーナル学術発表
5-デアザフラビン(TND1128)は、NMN(点滴用試薬)の100倍のCa濃度抑制作用(細胞のアポトーシス抑制)の可能性を示唆。
東京医科大学 八王子医療センター 麻酔科 工藤 佳久
東京医科大学八王子医療センター 総合診療部 医学博士 高橋 奈々恵
崇城大学の永松朝文特任教授の5-デアザフラビン(TND1128)論文掲載
2021年6月、オランダのエルゼビア出版が発行するBBRC(生化学、生物物理学)の国際学術誌に、崇城大学薬学部、永松 朝文(ともひさ)教授の「5-デアザフラビン」(TND1128)の論文が、2021年6月に掲載されました。
ミトコンドリア活性因子であるデアザフラビン(TND1128)の海馬神経細胞の発達・促進作用について
崇城大学 永松 朝文 特任教授